06 January 2020
社长年头挨拶(社员向け要旨)
2020年の年头にあたり、谨んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年を振り返りますと、世界経済は、米中贸易问题などによる成长率低下が顕着となり、比较的坚调だった新兴国経済にも阴りが见えました。また日本経済は输出の减少が続いているなど、国内外とも引き続き厳しい事业环境であることは変わりません。そうした中で、特に、全社を挙げ「厂贰蚕颁顿顿(*1)」を强化し、より筋肉质な公司体质へと変革していかねばなりません。
こうした状况を踏まえ、本年は3つのことを皆さんに要望します。
- 1. グループ全員で利益率の改善に取り組む
- 2020年3月期 第2四半期連結決算では、売上高営業利益率が低い水準となりました。各部門、各社では、今一度、利益率低下の原因の追究と対策の立案、その完遂をお願いします。
製造部门では、厳しい外部环境を跳ね返すために、必ずしも従来の手法に固执するのではなく、目标达成のためには何をしなければならないのかという视点で、関係者の知恵を集めて、决めた対策のやりきりをお愿いします。
営业部门では、顾客の动向や市场の変化を的确に捉えて、チャンスの拡大につなげて顶くようお愿いします。
コーポレートスタッフ部门では、一人ひとりが费用や时间に対する意识を高め、业务の「ムリ?ムラ?ムダ」を无くし、生产性を高めるとともに、事务品质についてもさらなる向上をお愿いします。
そして、研究开発部門では、真に顧客ニーズにマッチした新製品?新技術の早期開発を要望します。
- 2. 全ての災害はゼロにできるという強い信念をもって取り組む
- 安全に関する要望です。
新规拠点や新人への安全教育は、一度きりということは无いと思いますが、各人の行动に表れるまで彻底して顶きたいと思います。また、「魂は细部に宿る」という言叶がありますが、管理监督者は、「1?2?3运动(*2)」や「リスクアセスメント」を、强い注意を持って细部まで実施し、発见したリスクの解消をお愿いします。
22痴滨厂滨翱狈では、「人?モノ?设备の完全无灾害を実现する世界トップの安全公司を目指す」という、目标を掲げています。これが、単なる掛け声に终わることがないよう、住友电工グループ全员が「全ての灾害はゼロにできる」という强い信念をもって、各种の安全活动は勿论、日々の业务に取り组んで欲しいと思います。
- 3. コンプライアンスの徹底
- 法令遵守、公司伦理の维持は、社会から信頼、尊敬される公司として持続的に発展していくための最低限の条件です。皆さん一人ひとりが、法令の遵守をお愿いします。
そして、ルールに無い事柄や局面に遭遇した時は、「萬事入精」、「信用確実」、「不趨浮利」という住友事业精神に立ち返り、確認するようお願いします。
また、様々な分野でグローバル化が进展し、多様性を尊重する现在においては、过去の経験に基づいた行动ではなく、相手の立场を考えた行动が求められます。感情に任せて「怒る」ことと、相手を虑(おもんばか)って「指导する」ことは违いますし、同じような対応でも、相手により受け取り方は违います。こうした点で重要になるのが、コミュニケーションです。日顷から职场内で、縦横のコミュニケーションがあれば、互いに相手の立场を理解しあえる関係が构筑できるものと思います。
适切な紧张感のなか、规律がきちんと遵守されるとともに、明るい职场环境の维持、向上に向けて、コミュニケーションについても工夫をお愿いします。
本年度も残り3か月、22痴滨厂滨翱狈の目标达成に向けて、皆さん一人ひとりが何をすべきかをよく考えて顶き、グループ一丸で取り组むようお愿いします。
*1 SEQCDDとは、S(Safety:安全)、E(Environment:環境)、Q(Quality:品質)、C(Cost:価格)、D(Delivery:物流、納期)、D(Development:開発)をさします
*2 「1」日に「2」回、現場を巡回し、少なくとも「3」つ以上の指摘?指導をするという運動です