26 April 2018

高圧一括受電マンション向けスマートメーター用 G3-PLC方式 双方向通信システムを開発

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治 以下、当社)は、高圧一括受電マンション向けスマートメーターに内蔵するG3-PLC方式の双方向通信システムを開発、日本高圧電気株式会社(本社:愛知県大府市、社長:高岡 本州 以下、日本高圧)は同システムを内蔵するスマートメーターの受注を開始しました。

近年、マンションなどの集合住宅では、电力会社と世帯ごとではなく、マンション1栋分の电気を一括で高圧电力契约し、各世帯へ低圧に変换して供给する高圧一括受电が増加しています。マンションの共用部ならびに専有部の电力料金の低减と管理费の引き下げのメリットがあり、高圧一括受电マンションは、2020年には累计80万世帯を超えることが见込まれています*1

高圧一括受电マンションでは、メーターデータ管理システムと电力使用量の计测を行うスマートメーターの双方向通信により、远隔地からの电力使用量の把握が可能で、検针や管理业务の自动化が进んでいます。日本高圧は、2014年より高圧一括受电マンション向けに无线通信方式で电力使用量を计るスマートメーターの供给を开始し、これまでに1万6000世帯を超える导入実绩があります。

このたび当社が开発した骋3-笔尝颁方式*2の双方向通信システムを导入することにより、各住戸に设置するスマートメーターが安定的に通信を行う経路を自动的に设定できるようになります。その结果、导入物件において事前の通信试験や通信経路设定を行う必要がなく、マンションの电気设备设计図を入手するだけでシステム设计を行うことが可能です。

高圧一括受電マンション向けスマートメーター用 G3-PLC方式 双方向通信システムを開発
高圧一括受電マンション向けスマートメーター用 G3-PLC方式 双方向通信システムを開発

このたび開発した「高圧一括受電マンション向けスマートメーター用 G3-PLC方式双方向通信システム」の特長は以下の通りです。

本製品の主な特长

1.高いノイズ耐性: ノイズに強い最新G3-PLC方式の採用と?独自のノイズフィルタ技術 との組み合わせによる安定した通信を実現

2.高いセキュリティレベル: ハードウエアによる通信の暗号化 (AES-128) により?高いセキュリティレベルを確保

3.ホップ通信*3による高い通信カバー率: 最大14ホップ通信により超高層マンションにおいても確実な通信を提供

*1 2016年 株式会社富士経済調べ

*2 G3-PLC(Generation 3 Power Line Communication)
电力线通信(笔尝颁)方式における新世代の国际标準(滨罢鲍-罢:国际电気通信连合)。

*3 ホップ通信
低出力の通信机器を用いて长い距离を通信する场合に用いられる手法。通信相手との间に存在する同种の通信机器にメッセージを中継させることによって、超高层マンションにおいても确実に通信を行う。

他の最新情报も见る

ニュース&プレスリリース