04 April 2016

カンボジア?プノンペン交通管制システムプロジェクトを受注

住友電気工業株式会社(以下、当社)は三菱商事株式会社(以下、三菱商事)と共同で、カンボジア王国?プノンペン都(Phnom Penh Capital City(PPCC))から、2015年12月にプノンペン交通管制システムプロジェクトを受注し、システム構築の作業を進めています。システムの運用開始は2017年4月を予定しています。なお、本プロジェクトは日本政府による無償資金協力により行われます。

本プロジェクトは、交通渋滞の改善と交通安全の向上を図り、プノンペンの経済活动の活性化に寄与することを目的としており、市内の100箇所の交差点に新たに信号制御机、车両用及び歩行者用灯器、车両感知器を、また26基の交通状况モニタリング用カメラを设置します。併せて光ケーブルネットワークや交通管制センターを构筑し、车両感知器からリアルタイムの交通情报を収集して交通状况に合った信号制御を行うことで交通流を最适化します。

当社は、これまでも国内で培ってきた交通管制システムの技术を独立行政法人 国际协力机构(闯滨颁础)の调査における社会実験などを通してタイやミャンマーに导入してきており、本プロジェクトはその豊富な経験を活かして、今回初めて本格的な交通管制システムをカンボジアの首都プノンペンに导入するものです。

今回のシステム纳入を弾みとし、东南アジアを始めとする诸外国に対して、各国の交通事情に适合した交通管制システムの提案?导入を通して、都市の问题としてクローズアップされている交通渋滞の改善、快适な交通环境の実现に贡献していきます。

プノンペン市内に设置予定の制御机、车両用信号灯器(写真はミャンマーでの使用例)
プノンペン市内に设置予定の制御机、车両用信号灯器(写真はミャンマーでの使用例)
プノンペン市内に设置予定の制御机、车両用信号灯器(写真はミャンマーでの使用例)

他の最新情报も见る

ニュース&プレスリリース